英会話でネイティブが使うマニアックな表現は知るべき!実用フレーズ集

英会話の基本的な表現は覚え始めているけど、何かバリエーション足りないな、、もっとネイティブっぽく話せたらなと思ってる方いませんか?

結論、マニアックなネイティブが使う英会話表現を覚える努力をしてみてください!

覚えて使うことで、英会話の表現幅が増え、ワンランク上の英会話スピーカーに一皮向けます!

本記事ではネイティブスピーカーの英会話表現をテーマに、初心者でもすぐに使えるマニアックなフレーズを厳選して紹介します。

また、その他マニアックな表現をどこから取得できるのかもご紹介します!

「普通の英語文章」も基礎としてかなり大事ではありますが、より印象的でユニークな会話を楽しめるように是非本記事を読んでみてください!

私自身も英会話初心者としてスタートしましたが、マニアックな表現をちょくちょく覚えることで会話に表現の豊かさを出したり、ネイティブとより深いコミュニケーションが取れるようになりました。

それでは、次の章から早速ご紹介します!

目次

英会話初心者もマニアックな英会話表現を知るべき?

英会話初心者でもマニアックな表現は知っておくと良いです!

なぜならマニアックな英会話表現を使うことで、会話に深みが出てネイティブスピーカーとの交流がより楽しくなるからです。

さらに自分自身が、いつもと同じフレーズばかり使っていると飽きてしまうので、会話のバリエーションを持たせる意味でもおすすめです!

たとえば、「I’m starving!」という表現を使う代わりに、「I’m so hungry I could eat an entire pizza by myself!(一人でピザ丸ごと1枚食べられそうなくらいお腹が空いている!)」と言えば、少しユーモアがあり、相手に笑ってもらえるかもしれません(笑)

なので、初心者でもマニアックな表現を覚えることで、より豊かな会話が楽しめます。

日常会話で使える!ユニークな英会話表現集

以下のような表現を覚えて、日常会話をワンランクアップしてみませんか?

これらの表現は、ネイティブスピーカーが日常的に使うスラングやイディオムを含んでおり、自然に使えば会話が弾みやすくなります!

体調が優れない時の表現

 I’m feeling under the weather.
体調が優れない

例文
I think I’ll stay home today.  I’m feeling under the weather.
今日は体調が悪いみたいだから、家にいようと思う。

由来
直訳: 「私は天気の下にいる」となりますが、これは比喩的な表現です。
ニュアンス: 風邪を引いたり、疲れがたまっているときなど、完全に病気というほどではないけれど調子が悪い状態を指します。

我慢の限界を超えた時の表現

That’s the last straw.
もう限界だ!

例文
He was late again! That’s the last straw.
彼、また遅刻だよ!もう限界だ!

由来
That’s the last straw” における “straw”(わら)の由来は、ことわざ “The straw that broke the camel’s back”(ラクダの背中を折った最後の一本のわら)から来ています。

このことわざは、些細なことが積み重なり、最終的に大きな問題や限界を引き起こす状況を表しています。

困った状況にいる時の表現

I’m in a pickle.
本当に困ったことになったな。

例文
I lost my keys. I’m really in a pickle now.
鍵をなくしてしまった。本当に困ったことになったな。

由来
pickleは「ピコーズ」と発音し、意味は食べ物の「ピクルス」になります。

ピクルスは液体(酢や塩水)の中に漬け込まれており、この「液体の中に閉じ込められた状態」が、「身動きが取れない」「困った状況に置かれる」というイメージと結びつくそうです。

とても疲れている時(誇張表現)

I’m so tired I could sleep for a week.
本当に疲れていて一週間くらい寝られそうだよ

例文
After that long hike, I’m so tired I could sleep for a week.
あの長いハイキングの後、本当に疲れていて一週間くらい寝られそうだよ。

由来
このフレーズは、「極端な疲れ」を軽いユーモアを交えて伝えるものです。深刻ではなく、カジュアルな会話でよく使われます。
聞き手に「本当に疲れているんだな」と共感や笑いを引き出す効果があります。

かっこつけたい時の表現

It’s not rocket science
難しいことではない、簡単だ

例文
Don’t worry about assembling the furniture, it’s not rocket science.
家具の組み立てなんて簡単だよ。

由来
ロケットを宇宙に送り出す科学技術は、非常に高度で専門的なスキルを必要とするため、「難しいことの代表例」として一般的に認識されています。
そのため、「It’s not rocket science.」と言えば、「そんなに難しくないよ」「複雑に考えなくていい」という意味になります!

相手を応援する表現

Break a leg.
頑張って!幸運を祈る

例文
You’ll do great in your performance tonight. Break a leg!
今夜のパフォーマンス、頑張ってね!

由来
舞台で大成功を収めると、俳優が何度もお辞儀をすることになります。
このとき、何度も膝を曲げる(bend or break the leg)動作が起きるため、これが「成功」を表すフレーズに繋がったという説が一説です。

相手にさすがと言いたい表現(言い当てる場合)

Hit the nail on the head.
的を射る、ズバリ言い当てる

例文
You really hit the nail on the head with that suggestion.
その提案はまさに的を射ているね。

由来
釘(nail)を木材に正確に打ち込むためには、ハンマーで釘の頭(head)を正確に叩く必要があります。

もし釘の頭を外してしまうと、釘が曲がったり、木材にきちんと刺さらなかったりするため、作業が失敗することから正確に対応できる=「的確な行動」や「正確な言葉で状況を表すこと」を意味するようになったのが一説です。

嫌なことを覚悟する表現

Bite the bullet.
嫌なことを覚悟してやる

例文
I hate going to the dentist, but I have to bite the bullet and make an appointment.
歯医者に行くのは嫌だけど、覚悟を決めて予約しなきゃ。

由来
麻酔がなかった時代、負傷した兵士が手術や治療の際の激痛に耐えるため、弾丸(bullet)を噛むように指示されたと言われているのが由来の一説です。

からかいたい時の表現

Pull someone’s leg.
からかう、冗談を言う

例文
Are you serious or are you just pulling my leg?
本気?それとも冗談?

由来
強盗や詐欺師が被害者を転ばせて(足を引っ張って)、身動きを取れなくしている間に金品を奪うという手口があったとされています。
この「足を引っ張る」という行動が転じて、「からかう」や「騙す」という由来になったのが一説です。

行動を決断する時の表現

The ball is in your court.
次の行動を決めるのはあなた

例文
I’ve explained everything. Now the ball is in your court.
全て説明したよ。次は君が決める番だね。

由来
ボールが相手のコートにある場合は、次に行動するのは相手の番です。
この状況を日常生活に置き換え、「次に決断をする責任があるのは相手」という意味で使われるようになったのが一説になります。

滅多に無い時のことを言いたい表現

Once in a blue moon.
ごく稀に、めったにない

例文
We only see each other once in a blue moon, but it’s always special.
私たちが会うのは本当に稀だけど、それでも特別だよね。

由来
「ブルームーン」とは、1か月に2回満月が現れます。
通常、1か月に1度しか満月はありませんが、太陽暦の周期と月の満ち欠けの周期のズレにより、約2~3年に一度、1か月に2回満月が見られることがあり、このレアさ加減が由来の一説になります。

秘密を漏らす時に使える表現

Let the cat out of the bag.
秘密を漏らす

例文
Who let the cat out of the bag about the surprise party?
誰がサプライズパーティーのことをばらしたの?

由来
中世ヨーロッパの市場で、豚を袋(bag)に入れて売る商人がいたそうです。
しかし、詐欺を働く商人は、豚ではなく猫を袋に入れて渡すことがありました。

袋を開けて(let the cat out of the bag)初めて詐欺が発覚することから、「秘密を暴く」「隠していた事実を明らかにする」という意味になったと言われたのが一説になります。

夜遅くまで頑張る時の表現

Burn the midnight oil.
夜遅くまで勉強や仕事をする

例文
I had to burn the midnight oil to finish the project on time.
プロジェクトを締め切りに間に合わせるために夜遅くまで頑張ったよ。

由来
電気が普及する前の時代にさかのぼり、夜遅くまで働くためにランプや灯火用オイル(油)を燃やしていたことに由来しています。

死ぬ時のカジュアルな表現

Kick the bucket.
死ぬ、逝く

例文
I hope I get to travel the world before I kick the bucket.
死ぬ前に世界中を旅したいな。

由来
中世ヨーロッパでは、絞首刑の際、罪人がロープで首を吊られる前に、足元に置かれたバケツ(bucket)や台を蹴る(kick)ことで命が絶たれるという手法があったことから由来しているようです。こちらも一説になります。
これらのフレーズを覚えて使うことで、会話の幅が広がります。

英会話初心者でも自然に使える応用テクニック

覚えた表現を自然に使うには、シチュエーションに応じてアレンジすることが大切です。
なぜなら、直訳では伝わらないニュアンスを伝えることで、より自然な会話が可能になるからです。

脳をアレンジ思考にかえる

「死にそうなくらい辛い」を表現したい場合、直訳でなく「This is killing me.」と言うとネイティブらしく聞こえます。

このように直訳以外で表現がないか頭で考える、それを調べて確かめる作業が大事です!

これはかなり応用編なので、英会話学習に余力があれば練習してみてください!

マニアックな英会話表現はどこで学べる?

結論、映画やドラマがおすすめです!

なぜならネイティブがよく使うフレーズを生で習得できつつ、かつ初心者でも飽きずにわかりやすく使用シーンと合わせて覚えられるためです。

おすすめは王道の「フレンズ」や「モダン・ファミリー」といった作品から始まり、最新の映画やドラマをNETFLIXやPrime Videoのランキングからみてみるのもありです!

これらの方法を実践することで、初心者でも効率よくマニアックな表現を身につけられます。

以下参考に読んでみてください!

あわせて読みたい
【おすすめ映画15選×英会話学習】秘密の兵器(ツール)を紹介! 「英会話を学ぶために、教材やアプリを使って勉強するのは少し堅苦しく感じる…もっと楽しく、続けやすい方法があればいいのに。」そんな悩みを持つ方も多いのではないで...

まとめ

マニアックな英会話表現を覚えることで、日常会話がもっと楽しく、さらに相手にも印象的になります。

今回紹介したフレーズや学習法をぜひ試してみてください。独自の表現を使いこなせるようになれば、ネイティブスピーカーとの会話がより奥深く広がるでしょう!

よかったらシェアしてね!
目次