フレーズの丸暗記で英語は上達するの？初心者が知るべき効果的な学習法

英会話初心者の中には、フレーズを丸暗記すれば英語が上達するのではないか、と疑問に感じている方も多いのではないでしょうか？

実際に、「英語フレーズを覚えただけで話せるようになるの？」という不安や、「丸暗記は時間の無駄じゃないの？」という意見も耳にします。

結論から言うと、英会話初心者にとってフレーズの丸暗記は非常に有効な学習方法です。

本記事では、英会話フレーズを暗記することのメリットと、具体的な学習方法、さらに初心者がよく陥りがちな失敗を回避するポイントを解説します。

英会話フレーズの学習法に始める前から不安な方にも納得の内容をお伝えできればと思います！

フレーズの丸暗記は初心者に効果的な理由

英会話初心者にとって、フレーズの丸暗記はスムーズに英語を話し始めるための効果的な手段です。

なぜなら初心者の多くは、単語を瞬時に組み立てることが苦手です。

丸暗記することで、迷わずに自然なフレーズを口にできるようになります。

よく初心者に必要なのは、フレーズの暗記より言いたい日本語から簡単な英文に組み立てることができるかが重要と言う人もいます。

言ってることはあっているのですが、そもそもそこに初心者は辿りつかないのです。

たとえば、「Could you tell me the way to the station?（駅までの道を教えていただけますか？）」を覚えると、同じ構造で他の場所にいきたい時も言い換えが簡単にできます。

初心者には、まず丸暗記で文章を組み立てるそもそもの仕組みを頭に叩き込む必要があるので、基礎を固めるこの学習方法がおすすめです。

具体的にフレーズを文章ごと覚えるメリットとその実践法

先ほどもお伝えしたように、フレーズを文章全体で覚えることで、実際の会話で簡単に使い回せるようになります。
フレーズと言っても単語や熟語だけを覚えると、文法の組み立てが必要になり、会話中にスムーズに話せません。

一方、文章ごと暗記すれば、必要な単語を入れ替えるだけで使い回せます。

よく何をするにもうまくいっている人のマネから入れと聞きますが、これを英会話学習に例えると「まずは出来上がったフレーズを丸ごと覚えることから入れ、そうすれば話せるようになる」になります！

例えば、

Where can I catch a bus to the airport?
空港行きのバスはどこで乗れますか？

↓


【アレンジ】
①目的語を変える
Where can I catch a train to the airport?
空港行きの電車はどこで乗れますか？

②目的地を変える
Where can I catch a bus to downtown?
市内行きのバスはどこで乗れますか？

③動詞と目的語を変える
Where can I buy a bus ticket to the airport?
空港行きのバスのチケットはどこで買えますか？

フレーズを文章ごと覚えることで、部分差し替え技術が身につくので、ゆくゆく瞬時に応用できる力が身につきます。

初心者がフレーズ暗記で陥りがちな失敗と対策

初心者がフレーズ暗記で失敗しないためには、実際に使う場面をイメージしながら覚えることが重要です。

フレーズを暗記するだけでは「使い方がわからない」という状況になりがちです。文脈を理解しないまま覚えると、実際の会話で活用できません。

使う場面がなかなかわからないならイメージを

It’s on me.　私のおごりです
だけ覚えても
あれ？これ全然使う機会ない、、、になります。

↓

自分ならどこで使うんだろう、自分で使わないなら誰がどういう場面で使っているのを自分は目の当たりにすることがあるだろう、と考えてください！

そうすれば「先輩が後輩に奢っている」「仲の良い友達同士で冗談っぽく言っている」なのかなとわかるので、そのイメージとフレーズが結びつき口から出てきやすくなります。

せっかく覚えた例文自体がそもそも使いづらいなら、応用しやすい文章に変えて覚える

This plan seems too complicated for beginners.
この計画は初心者には難しすぎるように見えます。

↓

重要なのはseemsとforなので、目的語等入れ替えて応用しやすい文章に変えてそっちを覚えましょう！
This task seems easy for beginners.

この作業は初心者にとって簡単そうだ。
と変えて覚えると

①形容詞変更
This task seems fun for beginners.
この作業は初心者にとって楽しそうだ。

②主語と形容詞以降削除
He seems happy
彼は楽しそうだ。

このように、フレーズを覚える際には、実際に使う場面の想像や応用しやすいようなフレーズ文章に変えて覚えるなど工夫が必要です！

フレーズを効果的に使いこなすための学習のコツ

学んだフレーズを使いこなすには、アウトプット練習を積極的に取り入れることが大切です。

暗記だけでは頭に定着しません。実際に声に出して練習することで、記憶に残りやすくなり、スムーズに口に出せるようになります。

以下具体例です。

◼️独り言で暗記したフレーズを繰り返す。

◼️英会話アプリやオンライン英会話で実際に使ってみる。

◼️「自己紹介フレーズを5つ暗記して友人に話してみる」など具体的な目標を設定する。

このように意識的に使って自分の口から自然と出るぐらいまでに頑張りましょう！

まとめ

英会話初心者にとって、フレーズの丸暗記は効率的にスキルを伸ばす鍵です。ただし、単なる丸暗記ではなく、文章全体を覚えて応用する練習が重要です。

本記事で紹介した方法を活用しながら、実際の会話でスムーズに英語を使えるようにしてみてください！